今年の正月。 じーちゃんに教わった方法で作った「豪の梅干し」を持って行った。 数年前から作り始めた梅干し。 目指すは「じーちゃんの梅干し」なのだけど、そのゴールは果てしなく遠い。 でも去年に作った梅干しは、ようやく人様にも食べさせられるレベルに達した。 なので、自信を持って師匠であるじーちゃんに持って行った。 じーちゃんは嬉しそうな顔をしながら「丁寧に作ってらぁ」と喜んでくれた。 昔からなにごとにも丁寧で評判なじーちゃんから「丁寧」をいただけた。 「丁寧」を引き継げた気がする。 梅干しの出来はまだまだだけど、一応は梅干しも引き継げた気がする。 ところで。 羽鳥家において、じーちゃんといえば「うどん」である。 伝説的にうまかった「じーちゃんの手打ちうどん」。 何度も作ってくれた。 そして私も姉も、何度も何度も手伝った。 なので、なんとなく作り方は覚えている。 「じーちゃんのうどん」と「ばーち