Googleが“おとり捜査”の結果、Bingの性能向上にGoogleの検索結果データが流用されていることが分かったとし、「すぐにやめてほしい」と主張したが、Microsoftは流用を否定している。 米Googleは2月1日(現地時間)、米Microsoftが検索エンジン「Bing」の性能を向上させる目的で、Google検索の結果データを流用していることが明らかになったと公式ブログで主張した。数カ月にわたる“おとり捜査”の結果、流用を確信したとしている。 GoogleがMicrosoftによる流用の可能性に気づいたのは2010年夏のことで、「tarsorrhaphy(瞼板縫合)」という専門用語のスペルミスと考えられる「torsorophy」を「もしかして」に反映させたのが始まりだったという。この時点ではBingでtorsorophyと入力してもスペルミスを反映した検索結果は表示されなかったが