※本記事は2017年11月20日の記事を再編集して掲載しています。 Text and Photographed by 田村佳奈子 焼き芋が恋しくなる季節。9~12月に旬を迎えるさつまいもは、貯蔵すると甘みが増す。なので、収穫直後より冬にかけてのさつまいもの方が、甘くて美味しいと言われている。 甘くて美味しいさつまいもを、「焼き芋」にして食べたい! 今回はこの一点を、フードスタイリストの田村佳奈子さんに追求してもらった。 今日から僕も私も、誰でも簡単に焼き芋名人。料理が苦手な人も、焼き芋だけはプロ級。さぁ、やってみよう。 甘い甘い焼き芋の下準備 「焼き芋」は、ゆっくり焼くと甘みが増す。それは、さつまいもに含まれるでんぷんが、酵素によって糖に変わるから。その酵素の働きが最もよい温度は70℃前後。70℃前後の温度で長時間加熱すると、より多くの糖が作られるので、甘みが増すというわけだ。 さつまいも