なくならない待機児童問題。年々増していく保育士の需要。都内ではなんと保育士の求人倍率が6倍になっています。 圧倒的な供給不足。一方で増える潜在保育士。なぜ保育士は仕事をやめてしまうのか。 その理由のひとつはお給料が低いこと、というふうに、世間でよく言われています。 でも、それって本当なのでしょうか。だって、こんなに供給サイドが強いわけだから、お給料だって高くなってもいいはず。実際にニュースでも保育士の待遇改善の話をみるし。 というわけで、気になって調べてみました。 結論、見方によっては世間でいわれているほど他産業との給料の開きはなかった… が、別の問題が見えてきました。それは、結局のところ男女の賃金格差でした。 ※今回は「私立」の保育園で働く保育士限定の話になります。というのも、「公立」の保育園で働く保育士は地方公務員であり、そのお給料は他の公務員と同じだからです。 ■ 世間で言われている