このところ子どもが朝から鼻を詰まらせている。 妻はそれを花粉症だと信じてやまない。 ぼくは花粉症だけど妻は花粉症ではない。 だから症状がわからないのかもしれないのだけど、息子のそれは花粉とは違う。 なぜなら、子どもが鼻を詰まらせるのは決まって家にいる間だけだからだ。 もともと漢方信者(≒東洋医学信者)なところがあり、行きつけの漢方薬の先生に相談しては苦い薬を子どもに飲ませている。 小学生の息子には病院の抗アレルギー薬を飲ませたくないという気持ちはわかる。 でも、苦しんでいる子どもをそのままにしておくのも胸が痛い。 夜寝ている間に鼻詰まりが悪化するのだ。 休みの日、今日は妻と子どもが用事で外出している。 ちょうどいい機会だからと、寝室になにかあるのではないかと探し始める。 妻は日光信者でもあるので、何でも風通しを良くして日干しすれば殺菌できると考えている。 最初は布団についた花粉を疑ったが、