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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (18)

  • 「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」について - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 冒頭のエントリを実際に読むと、「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」というタイトルは端折りすぎで、「新型コロナウイルスの感染拡大にともなう不況で困っている人がサービスや商品を『大安売り』するのを『ラッキー!』と喜ぶという点では、岡村隆史さんの発言も『上質のカツオの刺し身が安く買える!』という記事をもてはやすのも同じようなものではないのか?」という問題提起なんですよ。 「論理的に」説明するのは難しいかもしれないけれど、僕の考えを書いてみます。 この二つの事例は、「他者が困窮した状況で、自分が利益を得られることに疑問を感じず、無邪気に喜ぶ」という点では、同じベクトルではないか、と思います(カツオのほうのエントリには、「私は漁業者を支援することを仕事にしており、カツオ一釣りの漁師さんたちともお付き合いがあるので、この状況だとかなり厳し

    「風俗嬢とカツオの刺し身の違い」について - いつか電池がきれるまで
    muryan_tap3
    muryan_tap3 2020/05/05
    最低限人前での尊厳を尊重する形すらとられない事に異議を唱えている。という事が理解されない。人と人との間に共有される評価を体面と言ったり面子と言ったり社会的立場と言ったりするが女性のそれは軽視されるよな
  • ピエール瀧さんと小田嶋隆さんと中島らもさんの「ドラッグと作品」の話 - いつか電池がきれるまで

    snjpn.net ピエール瀧さんのコカイン所持・使用による逮捕にともなう、作品の「お蔵入り」には、いろんな意見が出ています。 社会的な影響(憧れてドラッグに近づく人びとを増やさないため)や「ドラッグのおかげでできた作品」に価値はない、という人もいれば、「作品に罪はない」「ドラマや映画は、彼ひとりの作品ではないのだから、封印されてしまうのは処分が重すぎる」など、どの意見にも、それなりの合理性はあるのです。 ピエール瀧さんという人が好きだったり、ドラッグカルチャーに理解があったりする人は「作品は残して良いのではないか」という意見になりやすく、興味がなかったり、身近なところに覚せい剤やアルコールなどで他者を傷つけた人がいたりすれば、否定的な立場をとりやすい。 ポジショントーク、とはいうけれど、人間というのは、自分のポジションから逃げられないところはありますし、新井浩文さんが犯してしまったような

    ピエール瀧さんと小田嶋隆さんと中島らもさんの「ドラッグと作品」の話 - いつか電池がきれるまで
  • 「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕もネットでの「いじめ」「いじり」にまったく無縁ではないし、お前は偽善者だと言われれば、そうですね、としか言いようがない。 僕自身は、とりあえず、自分の身に降りかかった火の粉は払おうとしてきたし、できれば、あまりうまく生きられない人に、ネットを通じて1ミリでも役に立てれば、と思っていた。そしてその一方で、自分が楽しいと思うことを発信して、誰かに「俺もそれ好き!」って言ってほしかった。 hagexさんの事件について、『はてな』の責任を問う声もあがっていて、『はてな』への認証のしかたを変えた方が良いのではないか、というのも読みました。 僕がいま考えているのは、『はてなブックマーク』という機能をもう止めても良いのではないか、ということなのです。 僕自身も利用しているサービスだし、ブックマーク機能の恩恵も長年受けてきています。 はてなブックマークは、バッシングの

    「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで
  • 「ポンコツのほうが、やりやすいです」 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク(1):正しすぎて辛い(はてな匿名ダイアリー) これを読んで、いろいろと考えるところがあって。 このエントリのブックマークコメントを読むと、ああ、ネットで愚痴なんかこぼすもんじゃないな、とは思いますよね当に。 あの、実はですね。僕も5年前にこんなエントリを書いていたんですよ。 参考リンク(2):「正しいこと」の牢獄(琥珀色の戯言) まあ、若気の至りといえばその通りではありますし、いま読むと、かなり恥ずかしい。 いま、40歳も過ぎてしまって、子どもがひとりいて、という状況で、「正しすぎて辛い」を読んで感じるのは、「ああ、こういうのってつらいよね。でも、たぶん夫の側も『正義超人』じゃないんだろうな」ということなんですよ。 そしてたぶん、夫としては「追い詰めている」なんて思ってはいない。 僕にも似たような経験がありまして、で、思い切って言ってみたんですよ。 「そんなふうに正論で追い詰

    「ポンコツのほうが、やりやすいです」 - いつか電池がきれるまで
  • 「言ってくれなきゃ分からない人」として生きるということ - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp こういうのって、しんどいよね当に。 しんどい、とネットに書き込んでみると、いろんなリアクションがあって、自分だけじゃないんだな、と安心できることもあれば、そこまで言われなくても……と落ち込むこともある。 b.hatena.ne.jp 他人の当のところなんてよくわからないはずなのに、なんでこんなに相手に対して「別れたほうがいい」とか踏み込んだ言及ができるのだろうか、とも思うのだ。インターネットには「音」とか「正論」が書かれやすいとは言うけれど、僕はさまざまな意見のなかの「極論」だけが切り取られやすい、という印象を持っている。 いま溺れてもがいている人に「なんでお前は泳ぐ練習をしてなかったんだよ、バーカ」というような「アドバイス」が目立ちやすい世界なのだ。 #MeToo運動でも、「自分もセクハラやパワハラをやっていたにもかかわらず、他者のそのような行為

    「言ってくれなきゃ分からない人」として生きるということ - いつか電池がきれるまで
  • 世の中には、どんな状況でも、「自分の感情」が優先してしまう人がいる。 - いつか電池がきれるまで

    http://www.taiyaki-oyako.com/entry/2016/04/09/105750www.taiyaki-oyako.com 良い話だと思う。 なんのかんの言っても、お通夜や葬儀の場では、家族って、「顔を見せてくれた人」のことが、けっこう印象に残るし、会社のしがらみにとらわれずに参列してくれたというのは、ありがたいと思われたのではないかなあ。 ただ、僕はこれを「良い話」として消化しきれないところがあって、この文章を書いている。 それは僕が古い人間だったり、ひねくれていたりするからなのかもしれないけれど。 僕はすでに両親を亡くしており、喪主もつとめたことがある。 遺族側として葬儀を取り仕切るのは、自分自身の悲しみを抱えながら、「公人」としての役割を全うしなければならないところがあり、けっこうキツいものだ。 十分長生きした人が、天寿をまっとうした、というような亡くなりかた

    世の中には、どんな状況でも、「自分の感情」が優先してしまう人がいる。 - いつか電池がきれるまで
  • 「そんなことをしたら、子どもがいじめられるかもしれない」 - いつか電池がきれるまで

    www.sugatareiji.com みんな大嫌い、叩くとブックマークが集まるイケダハヤトさん。 僕も正直、ファンってわけではないし、社畜的人生をおくっている人間としては、読んでみてイラッとすることも少なくありません。 でもね、冒頭のブログのこの部分だけは、どうしても受け入れられなかった。 だって名出して戦うんでしょ? 自分は炎上したって悪口言われたっていいけどさ、家族はどうすんのさ。 学校でいじめられたらとか考えちゃうよ、僕は。 子供に親のせいで迷惑をかけるなんてことはしたくないよ。 僕の父緒は医者でした。 子どもの頃、周囲からずっと、「お父さんはお医者さんだからねえ」とか「じゃあ、あなたも医者にならなきゃね」とか言われるのが、ものすごくイヤだった。 テストで多少良い点をとっても「お医者さんの子どもだからねえ」なんて言われて、すごく悲しかった。 いやいやいや、テストで良い点数がとれた

    「そんなことをしたら、子どもがいじめられるかもしれない」 - いつか電池がきれるまで
  • 牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 - いつか電池がきれるまで

    ネットにちょっと、疲れている。 というか、疲れるようなところに、自分で近づいているのも間違いないのだが。 地雷原と看板に書いてあるのに自分から踏み込んでいって、「なんでこんなところに地雷が埋まってるんだ!」と怒っているヤツは馬鹿だよね。 牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 このCMをみても牛乳石鹸への購買意欲はそそられないだろうけど、ああいう定番ブランドって、こういう形でも、名前をときどき思い出してもらうだけで十分なのかな、という気もする。 僕はあのお父さんのダメなところを頭では理解できるつもりだけれど、これまでの人生で、ああいうことをやっていなかったか、と問われると、全く自信がない、というか、思い当たる節がたくさんある。 仕事が終わったあと、部下をフォローするための飲み会の席で、家族からの電話を取らないお父さんが批判されているけれど、あれをみていて、「あ

    牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 - いつか電池がきれるまで
    muryan_tap3
    muryan_tap3 2017/08/17
    ここに書くべきことじゃないことを書いてたので消去。スター貰ったのにごめんなさい。/消去しても他のコメントにスター付けてたらおんなじことだったかもな…
  • 『ど根性ガエルの娘』を読んで、「家族の問題」を作品にすることの難しさを思う。 - いつか電池がきれるまで

    aoshimabooks.com 『ど根性ガエルの娘』、僕も読んでいたのですが、正直なところ、読むのに疲れてきました。 学生時代は、ハリウッドの量産型アクション映画をみて、「なんでこんなどれもこれも一緒にみえるエンターテインメント映画ばっかりつくられ、観られているのだろう? もっと人生の深みや陰を描いた重厚な作品がヒットすべきではないのか?」なんて思っていたんですよね。 しかしながら、僕も40代になってみると、その理由がわかってきたような気がします。 難病で死に向かっていくことや家族の複雑な問題というのは、「そのへんに煩わしいほど転がっているもの」であり、そんなものをわざわざ映画館で観て、暗い気分をフラッシュバックさせたくない、どうせだったら、映画館の、フィクションの中でくらい、日常ではありえない、ハッピーエンドの「冒険」に浸っていたい。 まあ、ハリウッドのエンターテインメント映画にも「家

    『ど根性ガエルの娘』を読んで、「家族の問題」を作品にすることの難しさを思う。 - いつか電池がきれるまで
    muryan_tap3
    muryan_tap3 2017/05/22
    エログロが作品の表現として認められているのに、なぜ家族間の葛藤を描くと途端に拒否反応を示し作品作者を責める人が多くなるのだろうか?暴力や暴言で女子供を貶めるエロが作品として認められてなぜこれに批判が?
  • 「蘇る『無断リンク禁止!』の世界」の片隅で - いつか電池がきれるまで

    なぜか、ここに来て突然、「無断リンク禁止!」という懐かしい言葉をけっこう目にしています。 「無断リンク」についての議論なんて、もう10年前くらいに通り過ぎてきたつもりの僕としては、もうただひたすら「懐かしい」という感慨しか浮かんできません。 参考までに、10年以上前に書いた「無断リンク」についての記事を上げておきます。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 若いですね(とはいっても、10年前でもかなりのオッサンだったわけですが)。 この「無断リンク論争」の話になると、ekkenさんのことを思い出さずにはいられません。 風の噂で、亡くなられたと聞いておりますが、僕が「嫌だと表明している人にあえてリンクして叩くような行為は自粛するべきではないか」と言うと、「それはマナーの問題であり、マナーとルールを混同すべきではない」と諭される、という

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  • われわれも、すでに「分断」されているのだ。 - いつか電池がきれるまで

    アメリカ大統領選挙の結果を受けて、「アメリカ社会の分断」みたいなものを考えてみたりするのだけれど、実際のところ、そういうふうに分析しようとする姿勢が、すでに「お高くとまっている」のかもしれないな、とも思う。 学校からは「昨夜はとてもストレスフルで異常な大統領選挙でしたね。ショックを受けたり混乱している人、この結果がこれからどんな意味を持つのか心配している人…」と始まるカウンセリング案内のメールが届いた。東部の学費高い大学の「リベラルで当然」というこのムードこそ、分断の一因なんだろう。— ROOTSY (@rootsy) 2016年11月10日 唐木元さんのこのツイートを読んで、僕は、なんだか少し腑に落ちたような気がした。 「われわれのようなエリートやエスタブリッシュメントは、トランプ氏のような野蛮で差別的な人間を支持しないのが当然ですよね」 こういうメールが、その大学の(たぶん)学生全員に

    われわれも、すでに「分断」されているのだ。 - いつか電池がきれるまで
    muryan_tap3
    muryan_tap3 2016/11/13
    分かり合えないから教育や躾でベン図の合同部分を増やすと摩擦が減るのでは。あとPCは大元はお行儀の類では。先鋭化した部分はおかしいが。PCへの反発は躾は虐待と言い張るのに似てると感じる。
  • 「北海道男児不明事件」で、男の子が無事保護されて思ったこと。 - いつか電池がきれるまで

    dd.hokkaido-np.co.jp 朝、車のなかで「行方不明の7歳の男の子(と思われる子ども)が発見された」というニュースを聞いたときは、正直、「いや、まだ誤報かもしれない。そう簡単には信じないぞ」と身構えてしまいました。 続報で、どうやら間違いないらしい、あの置き去りにされた男の子だ、ということがわかって、「よかったなあ」と車の中でひとり呟きました。 そして、なんだか胸がいっぱいになりました。 うちにも7歳の男の子がいて、「しつけ」に悩んでいます。 山中に置き去りはないとしても、子どもからすれば「(心情的に)置き去りにされた」と感じるような行動を取ったのではないか、と思い当たるところもあって、なんだか、他人事だとは思えなくて。 他人事だとは思えない、と言いつつも、こうして1週間も捜索が続けられていると、僕のなかに、暗い疑惑が湧き上がってきてもいたのです。 「親は、当にあの場所に『

    「北海道男児不明事件」で、男の子が無事保護されて思ったこと。 - いつか電池がきれるまで
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    muryan_tap3 2016/06/03
    天気を確かめるためにてれびをつけて、この一報を見て、あああ、見つかったんだあ良かったと声を上げたら2歳の子供も解ってないながらわあ、良かったねぇと。私も忘れないように心に留めます。
  • 「抱き上げおせっかい野郎」と8年前に読んだ「お母さんと子ども」という話 - いつか電池がきれるまで

    shinoegg.hatenablog.com 北海道の置き去り事件のニュースをみて、ずっとモヤモヤしつづけているのは、「ひどい親」に対して腹が立っているから、というのではなくて、もしかしたら、ああやってカメラの前に立っているのは自分ではないか、と想像せずにはいられないからです。 言う事を聞かない子どもに対して、「しつけ」と称して、置き去りにしたり、家から放り出したり、というのは、そんなに珍しい話ではないと思います。 もちろん、「あんなところ」では危ないし(5分で戻ってきたというのも、その危なさを感じていたからだろうとは思う)、置き去りの有無よりも程度のほうが重要ではないか、という意見もあるだろうけど。 僕は正直、「自分がああいう環境に住んでいて、カッとなってしまったら、ああいうことをやってしまうのではないか」と想像せずにはいられないのです。 あれは、「しつけ」なんかじゃないし、そんなこと

    「抱き上げおせっかい野郎」と8年前に読んだ「お母さんと子ども」という話 - いつか電池がきれるまで
    muryan_tap3
    muryan_tap3 2016/06/02
    自分ももう帰っちゃうよ等とは口にしてしまっているので色々と考えよその人も頑張ってるよなと当たり前のことなんだろうけどああ頑張ろうと思えました。どちらの立場でもやり方を選べる状態なら選ぶのが上策だなと
  • 乙武洋匡さんと岡田斗司夫さんの「自己肯定感」という魔物 - いつか電池がきれるまで

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160323-00506816-shincho-socizasshi.news.yahoo.co.jp http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160325-00000004-spnannex-ent このニュース、最初に聞いたときには「あの乙武さんがねえ……」という、ちょっと信じられないような気持ちになったんですよね。 それは、乙武洋匡さんの人格への信頼というよりは、乙武さんの身体的なハンディキャップから考えると、5人もの女性とうまく不倫を続けていくというのは、ものすごいアクロバティックな行為だと思ったから。 いや、その「行為」そのものが、というわけじゃないんです。 乙武さんは移動も特殊な車いすを使用していて、移乗するのも自分ひとりでは難しい。 ある程度遠出するためには、

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    muryan_tap3 2016/03/27
    奥さん今はどう思ってんのかなぁ…政治家の妻の座でなら今後更にそして始終「サポート」を続ける事に割り切れる?いや、もし政治家になればプライベートでも自分が直接サポートする事が減るかもしれないのかな
  • 川崎で起こったことと、いま、ここで起こっていること - いつか電池がきれるまで

    ※個人の特定を避けるため、僕が聞いた話に部分的な変更を加えています。 ある医者に聞いた話。 つい先日、病院で当直をしていたら、親に連れられた中学生がやってきたそうだ。 顔じゅうが腫れていて、片方の眼の周りは紫色になり、ものが二重に見えるという。 知り合いの医者が問診をすると、彼の親は、こんな話をしたそうだ。 「うちの子、最近ずっと帰りが遅かったんです。アザや傷をつくって帰ってきて。何度か問い質したんですが、『関係ないだろ』って、何も話してくれなくて。でも、今回はいままでのなかで、いちばん酷い怪我をしていて、顔も変わってしまうくらいで。それでも、夜、出ていこうとしたので、必死になって止めたんです。あの、川崎の中学校1年生の事件のニュースをみて、うちの子も……と気づいたんです。いえ、いままでも薄々感づいてはいたのですが、やっと、引き止めなければ、と決心したんです」 その子は、懸命に止める親に根

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  • もしも、僕の人生でビアンカかフローラのどちらかを選ばなくてはならないのだとすれば。 - いつか電池がきれるまで

    昔読んだこんな話を、読み返す機会があって。 『ユリイカ 詩と批評』(青土社)2009年4月号の「総特集・RPGの冒険」より。 (特集のなかの「鼎談・われらの道(RPG)はどこにある」の一部です。鼎談の参加者はブルボン小林さん、飯田和敏さん、米光一成さん) 米光一成:物語とかを提示してみせるのではなく場としての世界を提出すること、つまり、今のゲームが何でもできるようなある種の「世界」を作るっていう方向に行っているのは、やっぱりゲームならではの語り口なのかもね。 ブルボン小林:それで思い出したけど、知り合いのデザイナー……というか、『ユリイカ』の表紙を装丁している名久井さんだけど、彼女が『タクティクスオウガ』を最近また買って遊んでるらしいんだけど、あれってシナリオが「ロウ(law)」「カオス(chaos)」「ニュートラル(neutral)」って大きく三つに分岐していくんだって。名久井さんは以前

    もしも、僕の人生でビアンカかフローラのどちらかを選ばなくてはならないのだとすれば。 - いつか電池がきれるまで
  • 「素直に承諾したものが損をする」というシステムへの疑問 - いつか電池がきれるまで

    先週の『怒り新党』で、こんな投稿が紹介されていました(記憶に基づいて書いているので、ディテールは違っていると思います。ご容赦を) わたしは、家電量販店などの「店員さんと交渉すると安くなるシステム」が許せません。 あーだこーだと値引きを要求する人のほうが安く商品を買うことができ、何も言わずに店の言い値で買ってあげる善良な客は、表示価格で買って損をするというのは、おかしいと思います。 ああ、僕も「店員さんと価格交渉とかするのはめんどくさいし、それでも一応交渉はして、最初の条件提示くらいで引き下がってしまう」ので、この人の気持ち、わかります。 去年、車を買い替えたときも、「あんまりギリギリのところまで交渉して値引きさせようとして悪い印象を与えるよりは、『良い客』だというイメージを植え付けて、アフターサービスをしっかりしてもらったほうが良いのではないか」とか、自分に言い聞かせたりしていました。 ま

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  • 「はてなブックマーク」が、重すぎる。 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク(1):無言ブクマ、デフォルトアイコンが多いとブクマスパムと疑われる事例について - はてブのまとめ 僕は最近どうも「はてなブックマークを重く考えすぎている人がいる」ような気がするんですよ。 その人たちは、自分の解釈を「常識」だと疑わない。 参考リンク(2):はてなブックマークとは(はてなブックマークのヘルプ) 「公式」には、 より具体的には、はてなブックマークは以下のように利用することができます。 ◾ウェブがあればいつでもアクセスできる、個人用のオンラインブックマークツールとして利用できます。 ◾ブックマークを公開できるので、はてなブックマークのユーザー同士で話題/感想を共有するコミュニティとして利用できます。 ◾旬なニュース、面白いネタ、役に立つ情報を見つけるためのメディア、情報源として利用できます。 というような具体例が挙げられていますが、どれが正しいとか「こうしてください

    「はてなブックマーク」が、重すぎる。 - いつか電池がきれるまで
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