お知らせ 第4回ツギクル小説大賞で、当サイトの作品「夢幻の旅」が奨励賞を受賞しました。 管理人:Inazuma Ramone 白目を剥き痙攣するヘンタイロスの頭からは、薄っすらと煙さえ立ち上っている。アヘイジは全身を痙攣させるヘンタイロスを満足そうに眺めると、寿司怒雷武のスイッチを切った。 「ポォゥッ! グゲッゴォ……」 寿司怒雷武の衝撃から解き放たれたヘンタイロスは力なく地面に倒れ込み、呼吸を荒げて咳込んでいる。 ヘンタイロスは怒りの形相でアヘイジを睨みつけ、大声で怒鳴った。 「ちょっとアンタ! ワタシを殺す気なのん!?」 ヘンタイロスを見つめるアヘイジは頭を横に振り、突然涙を流しはじめたのだ! 「寿司怒雷武、その理論は完璧じゃが、凄まじい威力に耐えられる者がいなかった。今までの弟子は皆、最初の通電で黒コゲになって死んでいった……。じゃが、あんたは見事耐え抜いたのじゃ。やはり兄ちゃん、あ