地元市議らにヒアリングする「桜を見る会」追及本部の野党議員ら=山口県下関市幸町で2019年12月1日午後2時35分、坂野日向子撮影 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に首相の後援会関係者が多数参加していた問題で、立憲民主や共産など野党の追及本部視察団が1日、首相の地元・山口県下関市を訪れ、地方議員や住民へのヒアリングをした。地元での聴取を踏まえ、視察団は「選挙買収に近いことをやっている」と批判を強めた。 地方議員へのヒアリングは報道陣に公開され、視察団が「桜を見る会」と安倍首相の後援会や選挙活動とのつながりなどを聞いた。追及本部事務局長の黒岩宇洋(たかひろ)衆院議員(立憲民主)が「(桜を見る会が)安倍後援会が外に手を伸ばして声を掛けるという、後援会拡大活動の手段になっているということか」と質問すると、野党系県議は「私はそう思っていた」と答えた。複…