埼玉県警の50代の警察官と埼玉県の出先機関に勤務する60代の職員の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、県は、それぞれの感染ルートの把握を進めています。 県によりますと、男性警察官は先月24日以降、38度台の熱が出て医療機関を受診し、一度平熱に戻って業務に復帰しましたが、4日になって再び38度台の発熱があり、別の医療機関を受診し検査したところ5日、感染が確認されたということです。 県によりますと現職の警察官で新型コロナウイルスに感染したのは全国で初めてで、熱の症状が出る前の先月22日には、上尾市の「東武バンケットホール上尾」で80人ほどが出席して開かれた同窓会に参加していたということです。 また60代の県の男性職員は先月28日に医療機関を受診したもののその後も熱が下がらず、4日、別の医療機関を受診したところ肺炎の症状が出ていたため検査を受け、5日に感染が確認されました。