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  • 『カント全集 第十巻 自然の形而上学』 高峯一愚訳、理想社、1966年

    意外かもしれないが、宇宙論の歴史にはカントの名前が欠かせない。それはひとえに、ここに収められた『天界の一般自然史と理論』の故。この巻では他に『自然科学の形而上学的原理』も読める。 原題その他は、 Allgemeine Naturgeschichte und Theorie des Himmels, 1755. Metaphysische Anfangsgruende der Naturwissenschaft, 1786. 『天界の一般自然史と理論』は1755年の作とはいっても、印刷中に出版社が破産したとかで、ほとんど世間には出回ってない。1791年になって、ドイツ語に翻訳されたハーシェルの著作の付録として抜粋が収録され、ようやく「カントの宇宙論」というものが流通するようになる。1797年には、『時代順カント小論文全集』第1巻、および『カント初期未収録小論文』に再録される。その後単行とし

    mushizawa
    mushizawa 2007/05/31
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