セ・リーグは25日、試合開始時間の入った公式戦日程を発表した。特筆すべきは、高木守道新監督(70)率いる中日のデーゲーム倍増だ。リーグ3連覇に向け、最大のライバルである巨人流の集客法導入といえる。 前任の落合博満氏(58)は、監督就任以来8年間でリーグ優勝4度、日本一も1度。球団史上初の連覇までしながら解任されたのは、観客動員減が理由だ。2007年は、リーグ2位からクライマックスシリーズでリーグ優勝の巨人を破り、53年ぶりの日本一を達成。翌08年は3位に終わったが、242万7805人が落合政権下での観客動員記録だ。 それ以後は右肩下がりで、2位だった09年は229万8405人。4年ぶりのリーグ優勝をしたというのに、10年も219万3124人。リーグ連覇の昨年も214万3963人と減り続けた。ファンサービスもなく、マスコミも無視。OBまで排除し「勝てばいいんだろう」というオレ流を、球団首