「新海誠監督の才能に早くから注目して声をかけてきた私たちの勝利です。我々は賭けに勝ったということです」。東宝関係者は興奮ぎみにそう語る。映画「君の名は。」(新海誠監督)の大ヒットで、東宝の笑いが止まらない。 「君の名は。」は8月26日の上映開始以来、10月16日までの2カ月弱で観客動員数1184万人、興行収入154億円で空前の大ヒット。夢の中で都会と田舎に住む高校生の男女が入れ替わって恋をする、青春のはかない物語が受けた。この勢いはまだ衰えそうもない。 さらに7月29日公開の「シン・ゴジラ」も同535万人、77億8000万円で、こちらも予想をはるかに超える成績を上げている。
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