8月7日、ドバイの世界最高層ビル「ブルジュ・ハリファ」に住むイスラム教徒は、ラマダンの期間中、飲食が許される日没の時間を同ビルに住んでいない人よりも2分遅らせることになった。7月撮影(2011年 ロイター/Jumana El Heloueh) [ドバイ 7日 ロイター] アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにある世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」に住むイスラム教徒は、ラマダン(断食月)の期間中、飲食が許される日没の時間を同ビルに住んでいない人よりも2分遅らせることになった。イスラム教聖職者が7日ロイターに語った。 イスラム法の解釈や適用について判断を下す「ムフティー」と呼ばれるイスラム教の高位の指導者はロイターに対し、「ブルジュ・ハリファは高さが1キロ近くある。高層階に住む人は太陽が地平線に沈んだ後もまだ太陽を確認できる」と説明。「したがって、(高層階に住む人は)地上の人たちから2分遅れ