ロシアのカスペルスキーラボは、6月に極めて高度なAndroid向けトロイの木馬「Backdoor.AndroidOS.Obad.a」の検出を伝えたが、以降の調査で判明したことをブログで報告した。同マルウエアの作成者は、別のモバイルマルウエアによるボットネットを使って拡散する手段を築いているという。 カスペルスキーラボはこれまで、基本的に4通りの手口によってさまざまなバージョンのObad.aが配信されるのを確認しているが、最も関心を抱いているのは、違うモバイル向けトロイの木馬「SMS.AndroidOS.Opfake.a」を利用して拡散する方法だ。この手口では、「MMSメッセージが届きました。メッセージを読むにはwww.otkroi.comにアクセスしてください」という内容のテキストメッセージが送信され、ユーザーがリンクをクリックするとOpfake.aが仕込まれた「mms.apk」という名前
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