2023年6月23日のブックマーク (3件)

  • 24万人の死者名刻む碑 「6・23」 日の出に重ねた設計者の願い | 毎日新聞

    沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。沖縄戦などでの24万人あまりの死者名を、軍人、民間人、国籍を問わず刻んだ沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の「平和の礎(いしじ)」には朝から多くの遺族が訪れた。日米両軍による約3カ月の地上戦でおびただしい数の命が失われた1945年の沖縄戦。その最後の激戦地に95年に完成した刻銘碑のデザインは、沖縄県内の建築士ら4人でつくったグループが考案した。メンバーらが込めた思いがある。「平和の波 永遠なれ」――。 「デザインが生み出す力がある。平和の礎が世界に問いかける力は大きい」。グループのメンバーで、建築士の渡久地(とくち)克子さん(76)は強調する。

    24万人の死者名刻む碑 「6・23」 日の出に重ねた設計者の願い | 毎日新聞
    mutevox
    mutevox 2023/06/23
    “県によると、刻銘碑の高さは約1・14メートルで、礎の先には水平線が見渡せる。平和への思いを遮らないようにという意図が和宇慶さんにはあったという。”
  • 108 文化とculture 〜 社会学者 吉見俊哉 × 『広告』編集長 小野直紀|雑誌『広告』

    「culture」という語は英語においてもっとも複雑とされる言葉のひとつである。同様に日語の「文化」も様々な場面で多義的に用いられる言葉だ。その複雑性や多義性はなぜ生まれたのか。そして近代から現代における「culture」や「文化」にまつわる議論はどのような広がりと変遷をたどってきたのか。長年、文化にまつわる幅広い研究・執筆を行なっている社会学者・吉見俊哉氏に、誌編集長・小野直紀が「文化とculture」をテーマに疑問をぶつけ、その全容をひも解く。 「culture」とはカウンターだ小野:誌にて「文化」を特集するにあたり、まず吉見さんの『現代文化論』(有斐閣アルマ)を拝読しました。よく使われるわりに、その意味がぼんやりとしていた「文化」という言葉の全体像をつかむヒントがたくさんありました。 吉見:このの英題は『Introduction to Contemporary Cultura

    108 文化とculture 〜 社会学者 吉見俊哉 × 『広告』編集長 小野直紀|雑誌『広告』
    mutevox
    mutevox 2023/06/23
    “文化というのは、ただカウンターなだけではなく、同時に耕すプロセスでもなければならない。耕すプロセスを欠いた情報やコンテンツの消費に対するカウンターこそいま必要とされている気がしています”
  • 沖縄戦没者の“遺骨の声”が聞こえる─台湾有事で沖縄はまた「捨て駒」にされるのか | 遺骨収集人・具志堅隆松の闘い

    ガマを掘る人「ガマフヤー」 具志堅隆松は、じめじめとしたガマ(洞窟)の中でしゃがみ込んだ。そばには、土埃でくすんだ色をした遺骨が積み重なっている。ルビー色のフレームに細長いレンズのメガネを鼻先に引っかけたその姿は、まるで宝石を鑑定しているようだ。 彼は縁の欠けた三日月形の骨を取り、荒れた手でそっと撫でた。大腿骨と脛骨の間にある半月板で、大きさから察するに、子供のものだろうと話す。 遺品も出てきた。ヤゴという名前の人の櫛、時計の文字盤、ボタン、歯ブラシ、錆びついた手榴弾のキャップ……。洞窟のすぐ外には、細かく張りめぐらされたクモの巣がかかっている。

    沖縄戦没者の“遺骨の声”が聞こえる─台湾有事で沖縄はまた「捨て駒」にされるのか | 遺骨収集人・具志堅隆松の闘い
    mutevox
    mutevox 2023/06/23
    “具志堅は過去40年にわたって県内各地を訪ね、沖縄戦で犠牲となった人たちを探してきた。戦没者の多くは見つかっていないのだ。彼がこれまでに発見した遺骨は約400人分だと話す。”