新型コロナウイルスの感染拡大の第4波で大阪府が緊急事態宣言を出すよう国に要請する方針を決めた中、対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれ、重症者が急増して医療のひっ迫が深刻になっている関西や、感染の急拡大の懸念が強まっている首都圏の状況などについて分析が行われています。 専門家会合は午後5時半すぎから始まり、感染力の強い変異ウイルスの拡大で重症者が急増している関西の医療のひっ迫状況や「まん延防止等重点措置」が適用された東京を始めとした首都圏などでの感染状況や人出が減少しているかなど分析が行われています。 会合で示された資料によりますと、新規感染者数は19日までの1週間では、前の週と比べて全国で1.31倍と増加傾向が続いています。 「重点措置」が適用されている地域では、 ▽大阪府が1.31倍、 ▽兵庫県が1.60倍、 ▽京都府が1.33倍と 感染状況が最も深刻な関西で引き続き増加が