始まる前からいろいろなことが起きた東京オリンピック(五輪)が幕を閉じた。批判されるテーマも多かったが、ここまでみんなが「ひどい」と納得する出来事(番外編だが)はなかっただろう。河村たかし名古屋市長(72)の金メダルかじり問題だ。 女子ソフトボールで金メダルを獲得した後藤希友選手の表敬訪問時にメダルを見せられ、実際にメダルを取ったわけでも、選手でもないのに、口を付けてかじってしまった。コロナ禍、選手への敬意も感じられないとして、後藤選手の所属先トヨタも厳しいコメントを発表。一発アウトな行動だった。 河村氏のキャッチフレーズは、昔から「気さくな○○歳」。ホームページのトップに登場する写真もほとんど変わらず、年齢だけが更新されていく。国会議員時代から名古屋弁を駆使し、歯切れ良く身近な問題に切り込むのが身上。「気さくな」と銘打つだけに、親しみやすさが大きな武器でもある。 国会議員時代から日本の税の
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