滋賀県内9校の新聞部に所属する高校生が、三日月大造知事に直接質問する「記者会見」に臨んだ。高校生記者たちは、北陸新幹線の新大阪への延伸や県立高等専門学校(高専)の施設整備費など、関心のある県政課題について知事の見解を聞いた。 知事への質問は
滋賀県内9校の新聞部に所属する高校生が、三日月大造知事に直接質問する「記者会見」に臨んだ。高校生記者たちは、北陸新幹線の新大阪への延伸や県立高等専門学校(高専)の施設整備費など、関心のある県政課題について知事の見解を聞いた。 知事への質問は
大津市内を走る京阪石山坂本線が21駅あることにちなみ、電車や青春にまつわる思い出や夢を21文字で表す「青春21文字のメッセージ」を、大津市…
京都を縦断する北陸新幹線「小浜ルート」の延伸計画は、前提が大きく崩れた。このまま押し決めれば、京都の自然や財政に多大な負荷をかけ、地域に深刻な亀裂が生じかねない。 立ち止まって再考することを改めて強く求めたい。 国土交通省は、延伸事業費の新試算と、京都の新駅や路線図を与党の整備委員会に示した。 概算事業費は8年前の当初試算から2倍以上に膨張して最大5・3兆円に、工期も15年から最長28年に伸びた。 近年、こうした国交省の試算は着工後の上振れが常態化しており、今想定も最低限のラインとみた方がよいのではないか。 急激に進む人口減少に加え、国債利払い増など金融・財政上のリスク、世界的な物価高、車の自動運転といった交通技術の革新など、新たな工期とされた約30年間でも日本社会の姿は大きく変わるだろう。 リニア中央新幹線の品川―大阪間全線開業との兼ね合いも考慮したい。政府は先の骨太方針で「最短2037
混迷する北陸新幹線のルート論争について、神戸国際大の中村智彦教授(60)=地域経済論=が京都新聞社のインタビューに応じ、「小浜ルートはサグラダファミリアになる」と指摘した。140年にわたって建築が続くスペインの建築物になぞらえ、数十年と工事が続きかねないと予想し、「我々が生きている間に完成しない。無責任…
JR湖西線の並行在来線化は「悪手」 北陸新幹線小浜ルート問題で立命館大教授「不安払拭する議論を」 2024年8月6日 5:00
今年4月に掲載した本紙記事「アバンティ開業40年『サブカルの聖地』に」を読んだ読者から、「京都駅八条口周辺には近年、他にもサブカル系の店が集まって面白くなってきている。ぜひもっと取材してほしい」との声が、京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」に寄せられた。かつては京都の「裏口」という印象もあった一帯は今、新たな魅力を備えたまちへと変わりつつあるようだ。
湖西線を襲う過疎化の波、さらに北陸新幹線の登場で揺らぐ存在価値 識者「採算性だけでなく…」 とき・ひと つないで JR湖西線開通50周年㊦ 2024年7月20日 5:33
西日本ジェイアールバスは20日、同社による運行を3月末で終える京都府内を走る路線バス「園福線」で、利用者への感謝を伝えるフロントマスク(前面横断幕)を装着した車両を走らせ始めた。1939年に運行が始まった歴史ある路線の区切りに府外からもファンが集まり、車両をカメラに収めていた。 園福線はJR園部駅―福知山駅を結ぶ51・8キロの路線で、旧鉄道省から旧国鉄、西日本ジェイアールバスと運行が引き継がれてきたが、利用者の減少と運転手不足で同社が今月末で撤退。4月からは運行事業者が中京交通(京都府南丹市)と京都交通(大阪市)に代わる。 「長い間のご利用ありがとうございました」と記されたフロントマスクを付けた車両が京都府京丹波町橋爪の桧山バス停に現れると、雨の中、ファンらがカメラのシャッターを切った。バス停にある京丹波営業所では限定の「ありがとう乗車券」の販売も始まり、人々が買い求めていた。 神奈川県か
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の俳優の女性(25)が昨年9月に急死した問題で、歌劇団の親会社阪急阪神HD側が歌劇団関係者らのパワハラなどがあったことを認め、遺族側へ謝罪する意向を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。当初、調査報告書で否定していたハラスメント行為を認める方向にかじを切った形だ。 阪急阪神HDの首脳陣や不適切な叱責などの言動があった上級生らが遺族側に謝罪するとみられる。遺族側は、上級生らによるパワハラや長時間労働が原因で自殺に至ったと主張していた。 歌劇団側は、昨年11月に公表した調査報告書で長時間の活動などによる強い心理的負荷を認めた一方、いじめやハラスメントは「確認できなかった」としていた。 報告書公表時の会見では、村上浩爾理事長(当時は専務理事)が「(いじめがあったと言うなら)証拠を見せていただきたい」と発言。SNSなどネット上で非難されていた。 歌劇団はパワハラを
大津市の自宅で生後2カ月の息子にかみついてけがを負わせたとして滋賀県警に逮捕されたが、後に別人の歯型を証拠にした誤認逮捕だったことが判明した母親(24)が、県と国に計約300万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が9月22日、大津地裁(池田聡介裁判長)で開かれた。母親が出廷し、県警の取り調べ段階でいったん自白したことについて「警察官に強要された」と訴えた。 母親は2019年10月、乳児の腕の傷痕と母親の歯型が一致したとする鑑定結果などを基に傷害容疑で逮捕された。大津地裁での公判中、県警が別人の歯型と取り違えていたことが判明。大津地検は20年9月に起訴を取り消し、当時の県警本部長は誤認逮捕を認めて県議会で謝罪した。 母親は21年4月、県と国を相手に提訴した。裁判で母親は、逮捕前の任意の取り調べで否認から自白に転じた点について、大津署の巡査部長(当時、現警部補)から「歯型を提供して何もばれ
雪が残る3月上旬の京都府南丹市美山町。「日本の原風景」と称されるかやぶき屋根の集落で、外国人観光客がカメラを向けていた。地元で保存活動に取り組む中野忠樹さん(69)は風景を見守りながら、不安を隠さない。「この景観を守り続けることができるのか」 北陸新幹線の延伸計画が地域を揺るがしている。敦賀駅(福井県)-小浜市(同)-京都駅(京都市下京区)-松井山手周辺(京田辺市)を経て新大阪駅につなぐ現行ルート案が決定されたのは2017年。しかし、長大なトンネルや京都駅地下に駅を作る想定に、自然破壊や地下水への影響、残土処分に懸念の声が強まった。ルートに想定される美山町の一部地域が環境影響評価(アセスメント)受け入れを拒否して23年度当初の工事着手は見送られたが、与党府議の中にも「現行ルートは京都にメリットが少ない」との声がある。 そこで昨年末に浮上したのが、
24日夕~25日未明の大雪の影響で、JR京都線や琵琶湖線の山科(京都市山科区)ー高槻(大阪府高槻市)間で計15本の列車の立ち往生が同時多発したことを受け、JR西日本は25日、大阪市の本社で記者会見を開いた。列車運行を担う近畿統括本部は、一定の降雪量が見込まれる場合、線路を切り替える分岐器(ポイント)の雪を溶かすための「融雪器」を事前に作動しておらず、多くのポイントが転換できなくなったことを明らかにした。京都駅周辺で予想を上回る激しい降雪があったため、融雪が間に合わず、結果的に列車運行がまひしたことになる。 三津野隆宏・執行役員近畿統括本部長は冒頭、「雪の影響で長時間の列車運休と閉じ込めが発生し、多大なる迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と謝罪した。 JR西日本によると、列車が相次ぎ駅間停車した原因となったポイントのトラブルについて、山科ー向日町(京都府向日市)間で21台がほぼ同時に発
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く