ここでは、表題にもあるとおり、nmapという、セキュリティ確保に非常に役立つツールについて説明します。 ただし、この文章、長いですよぉ(笑)。 このツールは、ネットワーク上のサーバーが、「どの様なサービスを提供している(可能性があるか)をリモート(ネットワーク越し)に調査するためのものです。 なぜ、提供しているサービスを調査することが、セキュリティ確保につながるのでしょう? どんなサービスが動いていたっていいじゃん、とか、俺はどんなサービスを使っているか知っているから、なんていう声が聞こえてきそうです。 しかし、多くの場合、使っているつもりのないソフトが動いていたりなんかして、サービスが知らぬ間に動いていたりします。 知らぬ間に動くんだから、ろくな設定がされておらず、余計にセキュリティ上危ない、ということになりますねぇ。 また、トロイの木馬のように、勝手にサービスとして動いてしまう悪意のツ
qemu-kvmから追う仮想マシンの一生 前回はLinux KVMのソースコードを読んできましたが、Linux KVMの理解をより深めるために、今回はLinux KVMの呼び出し元であるqemu-kvmのソースコードも読んでみましょう。 qemu-kvmは、オープンソースのCPUエミュレータであるQEMU に、Linux KVMに対応するための修正が加えられたバージョンです。Linux KVMがユーザモードプロセスであるqemu-kvmから「どのように制御されているのか」を併せて確認すると、仮想マシンが生成・実行される流れがよくわかるでしょう。 qemu-kvmの入手先 qemu-kvmの開発プロジェクトによる一次成果物は、現在はSourceForge.netから入手できます。 kernel virtual machine - SourceForge.net URL:http://sour
待望のMySQL 5.6が正式にリリースされた。正式版の最初のバージョンは5.6.10である。コミュニティ版(MySQL Community Server)は下記のページからダウンロードできるので、ぜひ今すぐダウンロードして頂きたい。 MySQL Downloads MySQL 5.6のリリースにあわせて、GUIツールであるMySQL Workbenchやドライバも新しいバージョンがリリースされており、MySQL 5.6対応となっている。それらの周辺ソフトウェアもチェックして頂けると幸いである。 新機能について正式版の機能はリリース候補版の頃から特に変更はない。(リリース候補版まで到達したということは、正式版の機能セットは固まったということであり、大きな機能の変更はないことを意味するからだ。)なので新機能については、リリース候補版が出たときに書いたエントリを参照して頂きたい。 漢(オトコ)
システムをリリースして無事運用に乗った後も、様々な要因によりシステムを拡張する必要が出てきます。今回は、システム拡張の要因、及び基本的なシステム拡張の方法を具体例を挙げつつ説明していきます。 初めに これまで4回に渡り、インフラ運用に関する入門的な記事を書いてきました。それらの内容を実施して、システムが安定運用に乗ってきたと仮定します。業務系のシステムであれば、そこでインフラ担当の仕事は大体終わりとなり、オペレーターなどに主要な業務を引き継ぐことになると思います。それに対してRettyのようなWebサービスの場合は、システムが軌道に乗った後も継続的なシステム拡張が発生することが一般的です。 本記事では、まずどのような事をきっかけ・要因としてシステム拡張が必要になるのかについて説明します。次に、Rettyのシステム構成を簡単に説明し、システム拡張が必要となる各種要因に対して、どのような方針で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く