(CNN) 始まってから約18カ月が経過したウクライナでの戦争では、砲門が戦場で主役の兵器と化す展開が続いている。 この中で、ウクライナが望む砲弾の量と、兵器支援国である欧米諸国がウクライナ側へ迅速に提供できる分との間の大幅な落差が依然埋め切れない課題に直面している。欧州の兵器製造業者の間に合わせ的な対応では、ウクライナ側が必要とする規模を満たせないとの懸念も強まっている。 CNNの取材に応じたウクライナの国会議員によると、反転攻勢に転じたウクライナ軍は1日あたり6000発の銃弾・砲弾を消費している。これを1万発以上の水準にすることを望んでいるという。 一方、バルト海のエストニアやウクライナの専門家によると、ロシア軍は今年の最も激しい攻撃時には6万発の砲弾を浴びせており、その差は著しい。 欧州では最大規模の兵器製造企業の一つであるドイツの「ラインメタル」は、ウクライナが年間単位で必要とする
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