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ブックマーク / srad.jp (4)

  • 「プラシーボ効果」が年々高まっている ? | スラド

    プラシーボ (偽薬) による効果が年々高まっており、新しい薬剤が申請されても偽薬の効果との違いがみられず治験を通らないことも増えているそうだ (WIRED の記事、家 /. の記事より)。 米国の臨床試験で偽薬との比較が行われる「第 2 フェーズ」を通過しない新薬は 2001 年から 2006 年にかけて 20 % も上昇したという。偽薬との効果を比較したより厳しい試験が行われる「フェーズ 3」を通過しない新薬も 11 % 増えたとのこと。去年の 11 月にもパーキンソン病の新薬が、また今年の 3 月にはクローン病と統合失調症の新薬が、臨床試験において偽薬の効果が想定以上に高く、試験が中断されたそうだ。 新薬だけでなく、プロザックのように長年使われてきた薬剤も追跡試験を行ってみると確固たる効果がみられない場合もあるという。これらの薬剤が今日申請されたとしたら、承認が降りない可能性もあると

    mutsuq
    mutsuq 2009/12/02
  • 米国医の半分が日常的に偽薬を処方 | スラド

    米国の内科医とリウマチ医から無作為に選んだ679人を対象にした調査によると、半数の医師が日常的にプラシーボ(偽薬)を処方しているとのこと(NY Times記事・家記事)。偽薬として処方されるのは頭痛薬やビタミン剤が最も多かったが、抗生物質や鎮静剤を処方しているケースも少なからずあった。 これらの薬は何らかの薬効があるため「偽薬」の定義からは厳密には外れるが、医師は患者の身体ではなく心理状態への効果を期待して処方しているとのこと。処方の際には「この薬はあなたのような症状にはあまり使われているものではないが、症状を改善させるかもしれない」と言うことが多いそうだ。 米国医師会では偽薬の処方は「臨床において、患者に知らせないまま偽薬を使用することは信頼関係を損ね、医師と患者の関係に悪影響を及ぼす可能性があり、結果として患者に医療的危害を加えることになる恐れがある」として推奨していないが、現実は大

  • テトリスでPTSDの症状を軽減 | スラド

    テトリスをプレイすることによってPTSDの症状の一つである「フラッシュバック」を軽減できることが英オックスフォード大学の研究でわかった(BBC記事、家記事より)。 実験では40名の健康な被験者にケガなどの映像を含む不快な動画を見せ、その半数はその後テトリスをプレイした。その後1週間にわたりフラッシュバックの数を記録したところ、テトリスをプレイした被験者はフラッシュバックの体験が少なかった。 研究者らはトラウマの影響を最小限に抑える方法を見出せるのではないかと期待しているが、この発見を実用化するのは現実的には非常に難しいだろうとも予測している。また、アバディーントラウマ研究センターのDavid Alexander教授が指摘するには、この実験では「被験者は何かが起こるということを知っており、危害は加えられないということも理解していた。真にトラウマ的な出来事は規模が異なり、ほとんどの場合全く予

    mutsuq
    mutsuq 2009/01/09
  • 自作のスプートニクを打ち上げてみませんか? | スラド

    スプートニク1号が1957年10月5日に打ち上げに成功してから50年が経ちました。かつてスプートニクショックと呼ばれる冷戦を宇宙にまで持ち込んだ旧ソビエトの国家プロジェクトも、現在はキューブサットと呼ばれる大学研究室レベルの予算でもできるようになりました(例:東大のキューブサット)。先日BBCでスプートニクをDIYする記事がありましたのでこちらで紹介したいと思います。 スプートニクは直径61cmのアルミ製の球に四のアンテナを付けた物であり、送信機、電池、気圧と温度を測る装置、そして冷却器が詰め込まれていました。それを現在身の回りにあるもので代用して作るのが今回の趣旨です。 気になる材料は以下のとおり: トミー製のベビーモニター(アンテナと送信機) ワイヤレスルーター(アンテナと送信機のバックアップ) 水銀温度計 電池(メイン電源) 風船(気圧の変化を測定するのに利用) 携帯電話の電池(予

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