国産ベンダーによるSDNに関する発表が、2014年5月に相次いだ。OpenFlow規格の製品をいち早く投入したNECはソリューションを強化。富士通と日立製作所は他社との協業戦略を打ち出した。 グローバルに目を転じれば、標準化の動きが活発化し、国産ベンダーへの影響は必至。国産ベンダーのSDNに関わる動きを整理した。後編は日立製作所とNECの動きと標準化について整理する。 日立製作所は、「他社技術を活用したソリューション重視」の姿勢を取る。同社は、2013年10月にデータセンター向けの仮想ネットワーク基盤ソフトウエア「Virtual Network Platform for Data Center(VNP-DC)」を発表したり、グループ会社の日立金属がOpenFlow 1.3に準拠したスイッチ「APRESIA」を販売したりしているものの、SDNに関する製品発表はそれほど多くない。 この理由につ
2012年の市場規模は、前年比5.1%減の4,453億円。好調なメインフレームにより小幅な縮小に収まる IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、2012年通年の国内サーバー市場動向を発表しました。これによると、2012年の国内サーバー市場規模は、前年から5.1%減少し、4,453億円でした(図1)。また、出荷台数は、前年から12.0%減少し、55万台でした。 2012年の国内サーバー市場は、メインフレームが好調でした。国内メインフレーム市場は、2008年以来、4年ぶりにプラス成長を達成しました。特に、金融業向けには、多数の大型案件がありました。メインフレーム出荷額の50%以上が金融業向けの出荷でした。また、国内x86サーバー市場は、小幅ながら3年連続のプラス成長でした。しかしな
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