IQVIAは8月17日、2023年第2四半期(4~6月)の国内医療用医薬品市場が薬価ベースで2兆7934億円となり、前年同期比4.3%増だったと発表した。病院、開業医、「薬局その他」の3市場とも、前年同期の伸び率と比較して今期の伸び率はいずれも増加しており、コロナ禍からの市場回復が本格化していることが確認された。売上上位10製品のうち5製品はがん領域製品で、このうち4製品はオプジーボなどの免疫療法薬が占めた。 同社の市場データには新型コロナワクチン・治療薬の政府購入分は含まれておらず、一般流通品のみ反映されている。 文末の「関連ファイル」に、国内市場の22年第1四半期以降の四半期ごとの売上推移及び伸び率と、売上上位10製品の売上推移及び伸び率の資料を掲載しました。有料会員のみダウンロードできます。14日間の無料トライアルはこちら)。 23年第2四半期の国内市場の伸び率は4.3%で、前年同期