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翻訳・翻案権等とは 著作者は著作物について、翻訳や編曲、もしくは変形、あるいは脚色、映画化し、その他翻案する権利を有しています。これを翻訳・翻案権等と称しています。整理すると以下のとおりです。なお、以下では便宜上これらをまとめて「翻案」「翻案権」と表記します。 なお、著作物について一見すると翻案に当たると思われる行為をしても、それが思想感情の創作的表現と言えない場合には著作権法上の翻案とは評価しないというのが判例上確立された解釈です。ですから、この場合は単なる複製となります。例えば市販の翻訳ソフトを使って英文を日本語に翻訳したとしても、その翻訳行為は翻訳をした人の思想感情の創作的表現とは言えませんので、著作権法上は翻案(翻訳)ではなく複製となります。 マスコットキャラクターを使って動画を製作する行為は、思想感情の創作的表現と言えるでしょうから、「翻案」ということになります。ですから、マスコ
当社では、外部業者に委託して、会社説明会で使用する会社紹介ビデオを制作しました。ドラマ仕立てになっており参加者の評判が良かったため、ビデオを編集して会社のウェブサイトやSNSにアップしたいという要望が出ています。当社用に制作してもらい、対価も支払ったビデオなので問題はないと思うのですが、どうでしょうか? 外部の制作会社にビデオの制作を委託した場合、権利関係について明確な合意がなければ、委託者がビデオを自由に使えるとは限りません。まずは契約内容を確認することが必要です。また、ビデオを編集する場合は、映画の著作権者だけではなく著作者の権利も問題になるので、その点も確認しておきましょう。 映画の著作物における著作権者の特例 著作権は著作物の創作と同時に保護され、原則として著作者が権利を持ちます。したがって、ほとんどの場合において著作者が最初の著作権者になるのですが、いくつかの例外もあります。 質
この「著作権Q&A 著作権って何?(はじめての著作権講座)」のコーナーでは、右の項目について、それぞれまず要旨を説明し、次に「Q&A」の形で、実際の事例にそった解説をします。 著作権って何? 著作物って何? 著作者にはどんな権利がある? 著作権は永遠に保護されるの? 著作隣接権とは? 外国の著作権も保護されるの? 著作権が制限されるのはどんな場合? 著作物を正しく利用するには? 著作物を無断で使うと? 解説 人格的な権利と財産的な権利の二つ 著作者の権利は、人格的な利益を保護する著作者人格権と財産的な利益を保護する著作権(財産権)の二つに分かれ、下の表のような権利があります。 著作者人格権は、著作者だけが持つことができる権利で、譲渡したり、相続したりすることはできません(第59条)。したがって、著作者人格権は、著作者の死亡によって原則的には消滅します。 一方、財産的な利益を保護する著作権
医学部卒のライター兼編集者・朽木誠一郎氏の記事に端を発し、医療系サイト「WELQ(ウェルク)」をはじめDeNA(ディー・エヌ・エー)が運営するまとめサイトが次々に休止に追い込まれました。 また、DeNA以外が運営しているキュレーションサイトも次々と閉鎖されるなど、その影響はとどまるところを知りません。 この問題については、企業としての倫理の問題、著作権法上の問題、薬機法上の問題、記事内容を信じた人が損害を被った場合の法的責任の問題など法律的/社会的な問題が複雑に絡まり合っています。 私は個人的には「顧客に価値を提供できないサービスが存在する意味はない」と考えていますので、今回のWELQ閉鎖は当然だと思います。 ただ、今回の問題の複合的な側面のうち、著作権法上の問題、つまり著作権的にどこからがアウトで、どこがグレーなのかについて正確な知識や情報をなるべく沢山の人に持って頂きたいと思っています
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