テレビでオンライン診療、高齢者への切り札になるか
ケーブルテレビ大手のジュピターテレコム（以下、J:COM）が、自社のケーブルテレビインフラを利用したオンライン診療サービス「J:COM オンライン診療」を2021年7月1日から開始する。J:COMはインフラや接続機器を担当し、オンライン診療サービスはスタートアップ企業のMICINによる「curon（クロン）」を採用。ケーブルテレビ経由によるオンライン診療は日本初だという。 2020年の新型コロナウイルス感染症により、日本におけるオンライン診療は要件緩和が進んだ。一方で、患者側の環境とITリテラシーが整っておらず、その現実が壁となって立ちはだかっている。J:COM オンライン診療はスマートフォンやタブレット、PCの操作に不慣れな高齢者をおもなターゲットとし、誰しもが使えるテレビとテレビリモコンを通じてオンライン診療を受けられるようにしたものだ。 2021年5月31日には、千葉⼤学医学部附属病
【4月10日版】オンライン診療に関する最新情報
2020年4月10日の最新情報をふまえて、オンライン診療の制度や診療報酬の説明をしました。 ＜加藤浩晃・プロフィール＞ 医師、眼科専門医。専門は遠隔医療や医療AIなどデジタルヘルス。診療に従事しながら手術器具や遠隔医療サービスを開発。2016年厚生労働省に出向し、医政局室長補佐として法律制定や政策立案に従事。退任後、AI医療機器開発のアイリス（aillis.jp）を共同創業し取締役副社長CSO。 デジタルハリウッド大学大学院客員教授、東京医科歯科大学臨床准教授、千葉大客員准教授、東北大学・横浜市立大学非常勤講師。厚労省医療ベンチャー支援（MEDISO）アドバイザー、経産省Healthcare Innovation Hubアドバイザー、日本医療ベンチャー協会理事、上場企業2社の社外取締役。著書は『医療4.0』（日経BP社）など。 ★加藤浩晃のTwitter https://twitte
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【Q&A】厚生労働省はオンライン診療を進めようとしているのか？（厚生労働省でオンライン診療の担当部署の話、中医協の話）
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