メンバーの成長サポートは、マネージャーにとっての重要な役割の一つです。まずは一般的な研修を経て、基本的な育成ナレッジを身につけた後は、実務を通じた成長の支援が求められます。 その際、気をつけるべきポイントは、メンバーそれぞれの「学習スタイル」を踏まえたコミュニケーション。誰もに「強み」や「弱み」があるように、実は学習スタイルも様々であり、特徴に合わせるべきだといえます。 そこで、今回は「成人学習理論」をもとに、学習スタイルの特徴、よくあるマネジメントにおける過ちについて、海外B2B SaaSの日本チームでマネージャーなどを務めてきた私の組織開発の経験を交えながら、ポイントを整理してみました。 リモートワークが常態化する中、オンライントレーニングの機会や業務マニュアルをしっかり整備し、場所を選ばない学習環境をつくることが大切ですが、そこでも役に立つ考え方です。 主な学習スタイルは「分析思考型
