2017年11月22日のブックマーク (1件)

  • iPS細胞:アルツハイマー低減薬を発見 | 毎日新聞

    京都大iPS細胞研究所の井上教授らの研究チーム 3種類の既存薬を組み合わせることで、認知症の代表的疾患、アルツハイマー病を引き起こす物質を抑える効果を確認したと、京都大iPS細胞研究所の井上治久教授(幹細胞医学)らの研究チームが発表した。アルツハイマー病患者のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った脳細胞に投与し、病因物質を約4割減らした。論文が22日、米科学誌「セル・リポーツ」で公開された。 アルツハイマー病には、遺伝的要因が大きい「家族性」と、そうでない「孤発性」があり、共に大脳皮質の神経細胞内に不要なたんぱく質「アミロイドβ(ベータ)」(Aβ)が蓄積することが原因の一つとされる。Aβを抑える薬の開発は臨床試験で副作用が判明して中止されるなど難航していることから、研究チームは信頼性の高い既存薬からAβを低減する組み合わせを探すことにした。

    iPS細胞:アルツハイマー低減薬を発見 | 毎日新聞