2001年~2003年まで5%を超えていた失業率は、2008年3月時点で3.8%にまで低下している。ただ景気の先行き不透明感や雇用環境などの理由から、失業の不安を感じている人もいるだろう。 今後1年くらいの間に失業の不安を感じている人は18.2%で、2004年の調査以降20%前後の水準で推移していることが、連合総合生活開発研究所の調べで分かった。 グループ別に失業を懸念している人の割合を見ると、「健康面で不安を感じている」人が28.1%と、全体の18.2%と比べ9.9ポイントも上回った。また「年収が200万円未満」の人は23.5%と同5.3ポイント、「正社員99人以下の会社で働く」人も23.2%と同5ポイント、それぞれ平均より高かった。 一方で能力やキャリア向上の機会・支援がある会社で働いている人(10.7%)や職場の人間関係がよいと回答している人(15.1%)は、失業不安を感じている人が
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