世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)は27日、南太平洋のニューギニア島(New Guinea)で1998~2008年に行われた調査で、新種の生物を1060種発見したとする報告書を発表した。この中には、牙を持つカエル、目までうろこに覆われているために見ることができないヘビ、頭部が丸いイルカ、川に生息するサメ、開長30センチもの世界最大のチョウ、全長1メートルにもなる巨大なネズミなどが含まれている。 ニューギニア島は、アマゾンとコンゴに次いで世界で3番目に大きい熱帯雨林を抱える。WWFによると、地表面積は地球全体の0.5%に過ぎないが、世界の生物種の最大8%がここに生息しているという。 写真はフォン半島(Huon Peninsula)の北側で発見された新種のカエル「Litoria dux」。大型で、樹上で生活する(2011年6月27日提供)。(c)AFP/WWF
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