社内にある大量のパソコンやサーバー、プリンター、ネットワーク機器、ソフトウエアといった「IT資産」を管理すること。IT資産管理を怠ると、トラブル対応が遅れたり、機器やソフトの更新処理が素早くできない。IT資産が多くなると、その管理コストは膨れ上がるが、「IT資産管理ツール」を使えば、人手に頼りがちな管理業務を効率化できる。 いまや社内に、数百台、数千台規模のパソコンやサーバーが導入されているのは珍しくありません。しかし、それだけ多くのIT資産を、いったい誰が、どうやって管理していけばよいのでしょうか。 一口にパソコンやサーバーの管理といっても、その管理項目は非常にたくさんあります。導入した時期や台数、納入業者との契約形態に始まり、機器に搭載されたCPU(中央演算処理装置)の種類やメモリー容量、ハードディスク容量、インストールしたソフトなどを、1台ごとに把握しておかなければなりません。 多く
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