2月6日(土) ありゃりゃっ。 全国書店ネットワーク(e-hon)に近刊拙著のアナウンスが出ていた。フランスに出発する前日に(ホントはフランスにゲラを持参して再校を進めるはずだったのを、あまりの物理的な重さに音をあげ、めずらしく気合で)再校を終らせて勁草に返送し、見も心も軽い状態で出発した自分を誉めてあげたい気分である。 小田中直樹『ライブ・合理的選択論―投票行動のパラドクスから考える』(勁草書房、2010年3月下旬発売予定、予定税込価格2625円) ――なんでぼくらは選挙に行かなきゃならないのか。その理由を経済学で分析するって? そんなことできるわけ……、あるかも!―― いやはや「なんでぼくらは選挙に行かなきゃならないのか」よりも、そもそも「なんで小田中が合理的選択論政治学の本を書かなきゃならないのか=書けるのか」が問題である……が、コワさを知らないのが素人の強み。ますます(ラノベ仕立て