用意するのはペットボトルと水だけ。手軽に家庭菜園ができる「ペットマト」=緑のマーケット提供「まさか米国デビューまでするとは!」。ペットマトを手に話す長谷川さん=兵庫県川西市 【才本淳子】ペットボトルさえあればプチトマトや枝豆が作れる栽培キット「ペットマト」が年間70万個を売るヒットになっている。パッケージはまるでおもちゃ。コンビニにも並ぶ新感覚の園芸は、アルバイトで園芸店に入った26歳が考案した。今年から米国販売も始まり、中学校の教材にも採用された。 準備するのは水を入れたペットボトルだけ。キット付属の給水シートが入った棒状ホルダーを差し込み、種をまく。発芽後、付属の肥料を水に溶かせば、あとは収穫を待つだけだ。 バジルや青じそなどを含め計10種。それぞれキャラクターがあしらわれ、全国のコンビニや東急ハンズに並ぶ。親子連れや20〜30代の女性に人気といい、「芽が出た〜!」とツイッターな