前回の(1)はこちらから。 cpanm cpanmは、宮川達彦さんを中心に開発している、CPANモジュール用のコマンドラインツールです。 モジュールのテストやインストールができるのはcpanコマンドと変わらないのですが、大きな違いとして、ほかのモジュールに依存しないので簡単に導入でき、初期設定も不要ですぐ利用できることが挙げられます。 cpanコマンドではそれなりの項目を初期設定する必要がありますが、初めて使う場合はそもそも何をどう設定すればよいかわからなかったりするので、cpanmが特に何も設定を行わずに利用できるのは大きなメリットです。特にPerlを初めて使う場合に、よく「CPANの使い方がわからない」という話を聞くことも多いので、導入と利用が簡単なのはとても大事です。 なお、以降の説明はcpanm 1.6109を前提にしています。 cpanmの導入 システムperlで使う場合 あらか