朝日新聞デジタル有料会員(フルプラン)の方なら、ログインするだけでWEBRONZAの全コンテンツをお楽しみ頂けます。 申し込みはこちら トップページはこちら
米国で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え患者に移植したと虚偽発表を行った森口尚史氏(48)の別の論文2本について、英科学誌サイエンティフィック・リポーツは9日付で取り消した。 1本目はヒト肝がん細胞を化合物だけで直接初期化する手法に関する2月21日付の論文で、2本目はヒト卵巣組織の凍結保存技術に関する7月27日付の論文。2本とも森口氏のほか、同氏の恩師である佐藤千史東京医科歯科大教授や、森口氏が懲戒解雇されるまで勤務していた東京大医学部付属病院の上司である三原誠助教らの共著。 同誌は取り消しの理由について、「著者らが正確さを保証できないとして撤回を望んだ。森口氏の所属先として米マサチューセッツ総合病院とハーバード大医学部が記載されたのは間違いだった。研究は倫理審査委員会の承認を得ていなかった」としている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く