2011年3月11日14時46分頃、東北地方の太平洋沖で国内観測史上最大となるマグニチュード9.0の大地震が起こりました。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2011年3月12日から行なっている当該地域の継続調査として、4月12日10時8分頃(日本時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)*1により現地の緊急観測を実施しました。 図1: 今回観測した画像全体 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2011年4月12日10時8分頃(日本時間) センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー) ポインティング角: -26° 図1は2011年4月12日に観測した画像です。アブニール・ツーのバンド3, 2, 1を合成したトゥルーカラー合成画像で表示しており人の目で見た色に近くなっています。明るい白色は雪や雲です。 図2から図4はアブニール・ツ