新型コロナウイルスの「感染者だ」といううその情報をインターネット上で流された長野県松本市の男性が、NHKの取材に応じ、「うその情報がどんどん拡散して非常に怖さを感じた」と語りました。 長野県では、先月25日、松本保健所の管内に住む60代の会社役員の男性が、新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。 小林さんによりますと、その直後から、この感染者が小林さんであるといううその情報がインターネット上に出回るようになったということです。 小林さんが確認しただけでも、「感染者がいるのは小林創建だ」とか、「感染したのは社長夫婦だそうだ」といった情報が出回ったということです。 小林さんは当初、社内で誰も感染していないうえ、感染者が60代で自分は46歳であることなどから、うその情報が出回っていることを重く受け止めていませんでした。 しかし、取引先からも問い合わせが相次いだため、弁護士に相談し、