ブックマーク / d.hatena.ne.jp/kenkaian (15)

  • ゴマブックスが民事再生 - 2009-09-06 - 狷介庵無聊雑録

    出版業界 | 02:35 | お久しぶりです、何とか生きてます。コメントとか返す余裕は多分ありませんが、畳むのも面倒なので開けたままにしておきます。 さて、もう昨年くらいからは秒読みと言われていたゴマブックスが遂に逝ってしまったご様子です。ゴマ自体からの正式発表はまだでHPも現時点では見られますが、書店は取次からのアナウンスによって既に委託期間内商品の返品作業を始めているので、週明けには正式発表があるでしょう。因みに、業界内でやばいやばいと言われていたのにはある程度根拠があって、出版点数が極端に増加していたわけです。草思社もそうでしたが、委託制度は粉飾決算製造装置でもあり、取り敢えず新刊を作って入れてしまえば見せかけ上の売り上げは立つわけです。しかし、返品が返ってきたら、更にそれを上回る搬入をせねばならず、一点一点の部数はそれほど増やせないので*1自然点数は増える。ここを見て貰えれば分かり

    mykaze
    mykaze 2009/09/06
    ケータイ小説バブルの終了が効いたかな
  • http://d.hatena.ne.jp/kenkaian/20090601

    mykaze
    mykaze 2009/06/02
    予想以上に早い出店でしたね
  • http://d.hatena.ne.jp/kenkaian/20090211

    mykaze
    mykaze 2009/02/11
    秋葉原にまた新しいお店が
  • http://d.hatena.ne.jp/kenkaian/20090122

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    mykaze 2009/01/31
    「らのさい!」第2弾は「ラカン部」ですね。
  • ブックファーストについて&小型店も凄いぞ - 狷介庵無聊雑録

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    mykaze 2008/10/05
    コストパフォーマンスの問題。大型化するだけが書店の進む道ではない。
  • 帳合戦争が激化 2008-10-02 - 狷介庵無聊雑録

    mykaze
    mykaze 2008/10/03
    二強時代は終わりを告げた。取次戦国時代を制するのはどこか?
  • 取次ダンボー、続々 - 狷介庵無聊雑録

    出版業界 | 00:13 | id:kongou_aeさんの日販ダンボーに続き、続々登場です。id:tureusaさんが作ってくれたのを、許可を得て転載致します。先ずは日販。こいつ、カワイコぶってやがります。 お次はトーハン。ワルっぽさがいい味だしてます。 そしてなんと太洋社まで!なんかキョトンとした感じでよいです。 という訳で、tureusaさんありがとう!余力のある人は、是非大阪屋・栗田・中央社・日教販にもチャレンジしてみてください! 尚、元ネタはこれです。リボルテック ダンボー アマゾンボックスバージョン出版社/メーカー: 海洋堂発売日: 2007/12/01メディア: おもちゃ&ホビー

  • 媒体から本の未来を想像する - 狷介庵無聊雑録

    出版業界, 雑考, 30万記念 | 18:10 | ってどんなものですか?我々にとってと言えば、無論紙で出来ているようなものが普通でしょう。皆さんが思い浮かべる──文庫・コミック・雑誌・ソフトカバー・四六判文芸書なんかも皆そうです。これらは綴じる方法にこそ色々違いがありますが*1、紙で出来ている事は共通です。普通と言えば、「紙で出来ているもの」というのが我々の共通認識と言っていいでしょう。 はいつから紙になったのか?紙とはなんぞやという話をすると、これまた長くなるので割愛しながら進めます。まあ大体、植物の繊維とかをうすべったくしたものとお考え下さい。和紙と洋紙の話なども興味があれば調べてみてください*2。この紙が出現したのは中国においてでした。はじめは書写材料としてではなく、包装材として使われていたのではないかと言われています。前2世紀中頃*3の地図が甘粛放馬灘より出土しています

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    mykaze 2007/11/05
  • 書籍の価格構成比をめぐる小考 - 狷介庵無聊雑録

    出版業界, 雑考 | 22:29 | お待たせしました。遅くなりましたが書きます。激しく長文です。 ここに至る経緯ラノベ作家とか絵師とか編集者とかに直接お金を渡したいなあこちらが発端となったエントリ。悪い癖が出てるなこちらで小生にご指名がありました。id:hobo_kingさんのエントリは続いていますが、エントリではひとまずid:sparkさんに答える形で少し書いてみようと思います。 書くに当たってまず、小生はもう書店員ではないので、書店員の立場から「それをやられると書店は困る」という議論はしません。また、hobo_kingさんの仰ることは心情としては分からなくも無いのですが*1、方法的に実現が難しいと思います。更に、sparkさんが仰るように、書籍とは著者だけが作るものではありません。見えにくい部分ですが、価格構成比の例を見つつ、ちょっと視点を変えてみませんか?ただし、普通にが読めれ

    mykaze
    mykaze 2007/10/30
    1冊の「本」に、実は驚くほどたくさんの人間がかかわっている。
  • リーフ出版倒産とラノベ業界 - 狷介庵無聊雑録

    出版業界 | 21:52 | ご存じのようにリーフが倒産しました*1。リーフは主にBLを出している会社ですが、ジグザグノベルスの版元でもあります。というわけで、まいじゃーさんでも書かれていたように、最近の新規参入レーベルから遂に戦死が出たということになります。さて、ここからいきなりラノベ論に持ってくのは強引ですので、その前に少し考えてみましょう。リーフは何故倒産したのか残念ながら、今のところ何が一番大きな原因だったのかは分からない状況です。業?のBLが思ったより利益を上げていなかったのかも知れません。それで、銀行からの借入金返済が滞った、とか(憶測)。ですが、恐らくジグザグノベルスが、決定打ではなかったにしろ、ある程度足を引っ張ったのではないだろうかと小生は推測しています。実際、ヒット作に恵まれませんでしたし、ネットで感想を見ることも少なかったので、苦戦していたのは間違いないでしょう。じ

  • HJ文庫について思うこと - 狷介庵無聊雑録

    出版業界, 書店業務 | 21:07 | ランク配ですか。そうですか。でもまあぶっちゃけた話、小生もうどうでもいいと思ってます。創刊当初から拡材ばっかり何度も送っていただきましたが、肝心の配はぺらっぺら。こっちからFAX送っても、事前注文書を送ってくれたのはその時だけ。後は梨の礫。以降数ヶ月、一回もFAXは来ていません。一覧で注文出しても、在庫覧のチェックした分を注文分と間違えて出庫して下さいました。ダブりです、返品です。勿論、出庫分には注文FAXのコピーが添付されてました。なんでそれで間違えんねん!結局、小生配がなかった分は全部手打ちで発注してます。勿論一冊ずつですけど。仕方ないので毎月やってます。こんな感じである。ここまでコケにされると、流石に頭に来る。背表紙のデザインもすぐに変わって棚が汚いことになってるし、『NOVELJAPAN』は純文雑誌より売れないし(もうエンドに出すのや

  • 文庫創刊の辞って面白い - 狷介庵無聊雑録

    出版業界 | 18:57 | 一体読書人*1なる者は、沢山のを読むものであり、当然冊数に比例してお金がかかる。であるからして、お金のない学生ともなれば、読書の比重が文庫に偏るのも致し方ないことである。また、偏ったとしてもさほど問題ない程、我が国の文庫出版事情は充実していると言えよう。古今東西の古典や近現代文学は元より、SFもミステリも雑学もエロ小説も文庫レーベルがちゃんとある。ビバ、文庫!である。さて、そんな文庫についていたりいなかったりする「創刊の辞」的な文章。皆さんは読まれたことがありますか? きっとあるという方も多いでしょう。あれ、実はなかなかに名文揃いだと思いませんか? え? 読んだことがないですか? 仕方ないデスねー、のだめが先輩にも分かるようにレクチャーしてあげるデスよ。では、ここは僭越ながら小生がご紹介いたしましょう。ということで、今日は文庫創刊の辞を取りあげます。ラノベ好

  • あなたのラノベ棚を作って下さい - 狷介庵無聊雑録

    出版業界, 書店業務 | 22:17 | さて、小生が近頃微妙に悩んでいるのがラノベの棚の配列なんですが*1、幾つか基準というか自分ルールがあって、レーベルの内容から見て適切であるか最も売り上げを稼ぐ形今後の点数・レーベル増加に対応しやすい形てな感じなんですが、これを全部考慮すると、なかなか「もーこれしかない!」的な形がないような気さえしてくる。つまり、三つともを実現するのは困難なのではないか、とかそういう懐疑に取り憑かれるわけです。それでも、出来る限りのことはしようと、主に一点目と三点目に留意して今の棚を作ったんですが(一週間ほど前)、やっぱりなんか微妙な気がしてきます。そこで、ラノベ読みの皆さんにアンケートをとりたいんですが、以下のような棚に、以下のレーベルを並べるとして、どういう順番がいいと思いますか?まず、棚は↑のようになっていると仮定してください(実際のうちの店の棚に似た感じです

  • 立ち読みは邪魔か?(ラノベに限らず) - 狷介庵無聊雑録

    書店業務, 出版業界 | 19:15 | http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20060904/p1id:kim-peaceさんのエントリに触発されまして、立ち読みについて、最近働きながら思っていることなどを書いてみたいと思います。なお、書店員でありワナビである所の小生の、あくまでも個人的狷介見解ですので、そこんとこよしなに。あと、例によって長いのでたたみますね。さて、まずは結論から申し上げましょう。立ち読み、邪魔です。しかしまあ、総てが邪魔でしかないというわけでもなく、許容できる場合も割とあります。逆に、ぶっちゃけ入店拒否したいくらいの酷いのもいます。順を追って紹介していきましょう。まずは許容できない場合とその理由から。そもそも、書店に並んでいるや雑誌というのは商品です。売り物です。我々書店員は、一冊一冊の売り上げによる微々たる利益を積み上げる事によって口を

    mykaze
    mykaze 2006/09/07
  • 配本システムと(ラノベレーベルの)特約店制度について - 狷介庵無聊雑録

    出版業界, 雑考 | 02:13 | ちょくちょく書いている業界絡み、部数等のデータ絡みのエントリです。今回のテーマは、配システムと特約店制度。書店を取り巻く配システムについて述べた後、ラノベレーベルのそれを中心に特約店制度についても考えてみたいと思います(凄く長いです)。とは言っても、いつもの通り、かなりの部分で類推を含みますので、そのまま信用できるかどうかは保証の限りではありません。引用等に当たっても、その点ご注意いただきたく存じますー。 さて、書店員の皆さんや、ヘビーな読書人の方々に於かれては先刻ご承知の通り、出版業界に於ける(完成品)の流れは、版元(出版社)→取次→書店、という風になっている。直販*1などこの限りではないが、大半はこの流れに乗っているとお考えいただいて結構かと思う。そして、これまた人口に膾炙した事実として、上述のシステムの中で取次が絶大な権力というか、の流れ

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