2020年上半期 にじさんじはどう動いたか? 事業責任者インタビュー Rain dropsやpetit fleursのメジャーデビューなど、ライバーによる音楽活動が大きな飛躍を遂げた一方、コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響でリアルイベントの予定がキャンセルになるなど、大きく揺れ動いた2020年上半期のにじさんじ。その舞台裏ではどのような動きがあったのか? いちから株式会社の国内VTuber事業におけるビジネス部門の責任者・鈴木氏にインタビューを行い、現状の現場の体制や今後の指針について、話をお聞きした。 ――コロナ感染拡大による緊急事態宣言が出て以降、にじさんじの体制で何か変更はありましたか? 鈴木: 大きく変わったのはスタジオの使用を一時停止していたことですね。現在は入室時の検温・アルコール消毒・マスク着用必須といったガイドラインを制定し、それを遵守させた上で利用を再開してい