バイオ系研究室PC管理担当のメモ
「オープンアクセス雑誌ってなんじゃい?」と言う方は以下のリンク先等を参照。 オープンアクセスとは - Open Access Japan | オープンアクセスジャパン 大雑把に言ってしまうと、「デジタルで,オンライン上にあり,無料,著作権・使用権制限の多くを受けない」学術文献(中でも査読済み論文)の流通のために、購読料収入以外で出版費用を賄うことで無料で読めるようにした学術雑誌がオープンアクセス雑誌です。 費用調達のモデルとしては論文の著者に出版にかかる費用を掲載料として要求する場合や助成金収入による場合など様々*1。 PLoSシリーズやBMCなど、有名どころのオープンアクセス出版社による雑誌は掲載料を要求する場合も多いですが、一方でオープンアクセス雑誌の70%は掲載料を求めないスタイルであるとの話もあります*2。 掲載料を請求するスタイルのOA雑誌については、割と当初から査読にからむ問題
特に技術系のニュース・話題を中心に議論が行われている米国の電子掲示板“Slashdot”と、その日本語版である「スラッシュドット・ジャパン」で、同時並行で「学会誌はもはや時代遅れ?(Are Academic Journals Obsolete?)」をテーマにした議論が展開されています。匿名(Anonymous Coward:「匿名の臆病者」)での投稿も可能であり、発言者の属性等は不明瞭ですが、研究者と思われるユーザを含む多くのユーザがピアレビュー制度、電子ジャーナルと冊子体、オープンアクセスと費用といった視点でのディスカッションを行っています。英語版・日本語版双方を見比べると、異同・温度差なども推し量ることができます。 Are Academic Journals Obsolete? – Slashdot http://ask.slashdot.org/article.pl?sid=08/0
先日、情報管理webをいつものようにてってけ見ていたところ以下の記事を見つけました。 johokanri.jp 「まさか合衆国のオープンアクセス運動で内紛か?!」と思い記事を読んでみたところ、そういうわけではない様子。 元になった米国ボストン・カレッジ国際高等教育センター長で"Comparative Education Review"誌、"The Review of Higher Education"誌の編集者でもあるPhilip Altbachの記事 Hidden cost of open access | Times Higher Education (THE) それに対するオープンアクセスの大御所でSelf-Archivingの先駆けでもあるStevan Harnadの反論*1 Hidden Cost of Failing to Access Information - Open A
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