ダイアモンドは炭素の結晶であることは、多くの生徒が知っています。また、炭素の結晶であることから、加熱すれば燃焼し、二酸化炭素を発生することも予想できます。しかし、本当に燃焼するとはなかなか思えないようです。 そこで、ダイヤモンドを燃焼させる実験を生徒に見せてみました。 生徒は、白く光りながら燃えるダイヤモンドに驚きの声を上げながら食い入るように見ていました。 ダイヤモンドの燃焼実験に必要なものは、ダイヤモンドの原石、石英ガラス管(約20cm)、針金、ゴム管2本、トーチ型ガスバーナー、酸素、石灰水、ビニール袋です。 ダイヤモンドの原石は、2つで3000円です。石英ガラス管は、1mで4500円です。ともに、教材屋で購入できます。 装置は簡単です。まず、石英ガラス管に、折り曲げて動きにくくした針金を入れます。これは、酸素を送り込んだとき、ダイアモンドが吹き飛ばないようにするためで