奈良や京都の国宝級の建物などに油のようなものがかけられる事件が相次ぐ中、茨城県や千葉県の神社でも重要文化財に液体がかけられているのが見つかった。 9日午前10時頃、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮で「液体のようなものが社殿内にまかれている」と通報があった。警察が調べたところ、重要文化財の拝殿や社など10か所に液体がまかれていた。 また、約13キロ離れた千葉県香取市の香取神宮でも、境内の重要文化財の柱など十数か所に油のようなしみがついているのが見つかった。 警察は文化財保護法違反などの疑いで、防犯カメラの画像や液体の分析を進める方針。 油のようなものをまかれる事件は、世界遺産・二条城をはじめ京都や奈良などの古寺・名刹(めいさつ)で既に十数件起きている。
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