出産直後の娘の遺体を自宅に遺棄したとして、愛知県警緑署は18日、死体遺棄容疑で名古屋市緑区の高校2年の女子生徒(16)を逮捕した。手提げかばんに遺体を入れて1人で同署を訪れた。緑署は遺体を18日に司法解剖して死因や死亡時期などを調べるとともに、両親からも話を聴いている。 緑署によると、生徒は17日午後7時10分ごろ、制服を着て同署を訪問。当初は「妊娠したかもしれない」などと署員に相談していたが、突然涙を流し始め「自宅で子どもを産んで、遺体を自分の部屋に置いていた。耐えられなくなって来ました」と打ち明け、かばんの中を見せたという。 逮捕容疑は10日ごろ、娘の遺体を自宅に遺棄した疑い。かばんの中の遺体はタオルに包まれ、へその緒も付いていたという。
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