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ブックマーク / www.torimiki.com (3)

  • 鹿野司君のこと :: TORIMIKI.COM

    サイエンスライターで長年の友人でもある鹿野司が10月17日に63歳でなくなった。 近年の彼は長い闘病生活中にあり、自分で何度も救急車を呼んで窮地を乗り越えてきたような状態だった。苦しくなって呼ぶのではなく、倒れる前に色んな測定値や症状から「このままでは危ない」と自己判断して呼んでいた由で、ときにはその状況をツイートしていたこともある。もちろん入院が必要なときはちゃんと入院していた。むしろ、いかにも科学ライターらしいそうした冷静な判断があって、ここまで生きながらえることが出来たのだと思う。 彼は自然科学やテクノロジー方面はもちろん、社会学や政治的な判断においても私のもっとも信頼する知識人だった。右にも左にも体制にも反体制にも与せず、是々非々で論理的・科学的に物事を判断、評価、批判した。 SNSには、一見、相対的・俯瞰的・論理的な態度をとっているように見せながら、その実、理不尽な権力に利するよ

    鹿野司君のこと :: TORIMIKI.COM
  • TORI MIKI'S BLOG: 小山田いく氏のこと

    僕のマンガ家デビューは1979年、第12回「週刊少年チャンピオン新人まんが賞」の佳作に入ったのがきっかけで、その年の暮れには最初の週刊連載が始まった。 そして小山田いくが同じ賞の佳作に入ったのは、同じ79年の第13回(同賞は1年に2度募集があり、僕が上期、彼が下期にあたる)。翌年から『すくらっぷ・ブック』の連載が始まった。 かように同賞はなかなか受賞作が出ないまま、佳作に入った応募者を次々にデビューさせていたので「秋田書店は賞金を払いたくないだけじゃないか」と陰でささやかれていた。真相はわからない。 それはともかく、同時期の同雑誌デビュー、歳もほぼ同じ(小山田氏のほうが一歳年上)とあっては、いやがおうにも意識せざるをえない存在ではあった。 しかしそれは、ライバル視、というのとはちょっと違っていた。 僕はギャグマンガを志向しており、小山田いくの描くマンガはキャラクターこそ2頭身から3頭身とギ

  • TORI MIKI'S BLOG: 四半世紀前のゆうきまさみ映像

    2011年1月6日木曜日 四半世紀前のゆうきまさみ映像 ゆうきまさみ開業30周年!記念企画展@渋谷パルコにて、1983〜1984年の間に仲間内で撮ったプライベートビデオを僕が編集した「ゆうきまさみ EARLY DAYS '83〜'84」という4分程度の映像を流しています。 企画展最終日の1月10日(月)まで上映中。30周年展についての詳しい情報はゆうきさんのサイト参照。撮影者はほとんどが米田裕さん。 元が公開を前提としていないビデオなので、出来についてはツッコミ禁止。また、なにせ四半世紀前の市販テープが素材なので色落ちやノイズだらけですが、その辺もご了承ください。 当時は家庭用一体型ビデオカメラの走りであるSONYのベータムービーが出たばかりで、内容よりも「撮ること」そのものが面白くて、とくにイベントがなくてもあらゆる日常を撮っていた。ラーメン作っては撮る。誰かがうたた寝をすると撮る。うち

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