タイトルにある”富士通”は、ICTサービスを提供する企業として国内第一位、世界第三位を誇る「世界最大級の日本企業」の1つだ。 採算が合わずNECが撤退を決める中、あきらめずに研究開発を続け、スパコン「京(けい)」で世界一を獲った※のは、まだ、みんなの記憶に新しいだろう。もちろん、富士通はスパコンだけじゃない。他にも数々の偉業を成し遂げてきた組織である。 そんな富士通が、今の地位を築けたのは単に幸運の連続が重なったからなのか? いや、そんなことはない。そこには何か他社(者)が学べる法則があるはずだ。それは何なのか? この本は、富士通が持つ成功事例の中から8つを厳選し、描き、”成功の法則”の解明を目指した本である。 ところで、この本を読んでみて、最も印象的だったのは”プロジェクト推進者達が共通して持っていた何としてもやり遂げるぞ、という強い意思・・・つまり、”ヤル気の大きさ”だ。 きっかけは様
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