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ブックマーク / president.jp (3)

  • ペーパーレス時代になぜ三菱鉛筆は最高益か

    筆記具メーカーの三菱鉛筆が好調だ。2011年12月期の連結経常利益は65億円で、2期連続で最高益を更新。この10年間、売上高は横ばいだが、ジワジワと収益を伸ばし続けている。 経費削減とIT化で「ペーパーレス化」が進んでいる。そんな逆風下で、なぜ収益が伸びているのか。三菱鉛筆で財務を担当している永澤宣之取締役はいう。 「01年のITバブルの崩壊以降、当社は大きく方向転換を進めてきました。ひとつは筆記具メーカーとしての原点回帰。もうひとつが、海外調達比率の上昇です。それらが今、結果として実っているのだと思います」 三菱鉛筆は今年で創業125年。鉛筆の製造から事業を興し、ボールペン、シャープペンなど筆記具全般に進出。20年ほど前に多角化を始め、CDやインクリボンなども扱うようになった。背景には「筆記具の市場が伸び続けることはない」という危機感があった。 「文具店に卸す様々な商品を扱うようになった

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  • パナソニック「自動車と住宅」社運を懸けたツートップ戦略【1】

    脱・白物家電、「BtoB」事業に集中投資の勝算は――。2期連続で計1兆5000億円を超える最終赤字、63年ぶりの無配。パナソニックが置かれた立場は、「瀕死」の状態だ。そこからの復活に津賀社長が懸けたのは、得意の「白物家電」とはまったく異質の分野だった。 「普通の会社ではない状態」 「2年連続の大幅な赤字となり、無配という苦渋の決断をすることになった。株主に配当ができない状況に対して、経営陣一同責任を感じている。ここに深くお詫びする。誠に申し訳ありませんでした」 2013年6月26日、大阪市中央区の大阪城ホールで開催された第106回定時株主総会の冒頭で、パナソニックの津賀一宏社長は、雨の中集まった約4500人の株主を前にして、深々と頭を下げて陳謝した。 パナソニックは、11年度の7722億円の最終赤字に続き、12年度も7543億円と、2期連続の大幅な最終赤字を計上した。無配は63年ぶりのこと

    パナソニック「自動車と住宅」社運を懸けたツートップ戦略【1】
  • ベンチャーの可能性をどう見つけたか -対談:ライフネット生命次期社長 岩瀬大輔×田原総一朗

    セールスレディの数が営業力を左右すると言われる生保業界において、ネット販売で営業職員ゼロという革命を起こしたライフネット生命。同社を出口治明社長と二人三脚で創業したのが、副社長を務める岩瀬大輔氏だ。岩瀬氏は、ハーバード・ビジネススクールを上位5%の成績で卒業。日きってのエリートが、旧態依然の業界で起業した理由とは。 【田原】大学を卒業して最初はどこに入ったんですか。 【岩瀬】卒業後はボストン・コンサルティング・グループ(BCG)で2年間働きました。堀紘一さんが独立してドリームインキュベータをつくるときに誘われもしましたが、そのころアメリカのあるインキュベーターが日に進出すると聞いて、日法人の立ち上げに加わりました。 【田原】社会人として順調なスタートですね。 【岩瀬】そうでもないです。日法人立ち上げをやっている間にITバブルがはじけて、アメリカ社の株価が1年で1兆円から100億円

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