1. バッチ処理でデータベース活用 読者の皆さんはご存知かと思いますが、現在のOracleデータベースは高機能になりデータ加工に利用できる様々な機能が実装されています。これらの機能を使わずに、今まで通り単なるデータ格納庫として利用するのはもったいないですね。 バッチ処理は業務システムの多くで利用されていますが、あくまでもシステムの裏方としての役割のため、なかなかノウハウがメディアに出てくることがありません。 実はバッチ処理とデータベースをうまく組み合わせて使うことこそ、現在抱えている問題や課題の解決になるのです。 今回はバッチ処理の特徴をまとめ、バッチ処理でのデータベース活用について説明します。 1-1. バッチ処理の現状 コンピュータ性能の向上や通信回線費の低下で常時オンライン化しやすくなったこと、またビジネス環境が変化し利用者が結果を即時に要求することが多くなったことを背景として、以前