クラウドコンピューティングの台頭や震災による電力不足により、オフィスサーバーの課題は大きく変わりつつある。日本のオフィスサーバーを牽引してきたNECは、この課題にどのように対応していくのだろうか? オフィスサーバーは震災やクラウドでどう変わるのか? 日本のビジネスはオフィスサーバーが支えている 「SMB(Small & Medium Business)市場での事務所へのサーバー設置は約半分」。これが日本の企業のほとんどを占める中堅・中小企業で使われているサーバーの現状である。 中堅・中小企業におけるPCサーバーの導入動向を調べたノークリサーチの「PCサーバー導入実態調査2011年版」によると、対象企業1066社のうち、導入しているPCサーバーの台数が3台以下という企業は実に約45%を占める。そして、そのうち約70%がタワー型サーバーを導入している。この市場において、ブレードサーバーの導入率
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