先日、グローバルでデータセンター事業を展開するエクイニクス・ジャパンの古田敬氏とのメディア情報交換会に参加した。古田氏は2009年の入社以来、同社を率いており、現在は北アジア事業も統括しているベテラン。日本のみならず、グローバルのデータセンター事情にも詳しい。ランチを食べながらカジュアルに情報交換する場だったが、最新データセンターにまつわる有益なトピックがいくつも飛び出したので、コラム形式でまとめてみたいと思う。 ハイパースケーラーを巻き込める「一等地」を持つ強み 昨年、創業20周年を迎えたエクイニクス(Equinix)は、グローバルで52都市、200拠点以上のデータセンターを展開する事業者。ナスダック上場後、64期連続で増収し続けているという成長企業で、2018年の売上高はついに50億ドル(約5600億円)を突破した。シナジーリサーチが2018年5月に発表した調査によると、コロケーション
![クラウド市場での隠れた勝者エクイニクスはなぜ強いのか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/32c78d4b094bdeec8035f53751b5e8fad6794a0a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2013%2F09%2F11%2F373115%2Fl%2F718354828dd8039f.jpg%3F20200122)