いまや多くの企業が蓄積したデータを分析して、マーケティングや人事、保険、小売などさまざまな業務やビジネスの問題解決や未来予測に生かそうとしている。そこで注目されているのがデータサイエンティストという人材だが、一般の企業でそのようなスキルを持っている人材を獲得するのは難しかった。しかしDataRobotなどのツールの登場で、データサイエンティストのノウハウが必要だった分析が自動化されつつある。データサイエンスが身近になりつつあるこれから、エンジニアにはどんなことが求められていくのか。オラクル主催のテクノロジーカンファレンス「Oracle Code Tokyo 2017」において、DataRobot データサイエンティストのシバタアキラ氏が、AI時代に必要とされるエンジニア力について語った。 データサイエンティストには一朝一夕にはなれない 「昔に比べ、データサイエンスにおいてエンジニアリング力