平成22年7月26日 東京大学 大学院工学系研究科 Tel:03-5841-1790(広報室) 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報ポータル部) 東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻の藤田 誠 教授らは、溶液系で自己組織化する中空かご型錯体を連結することで、かご型錯体の空間の性質を保持した細孔性ネットワーク錯体が得られました。この錯体は35wt%ものフラーレンを吸蔵する「結晶性スポンジ」の性質を示した。C60/C70混合物からは、C70の選択的な吸蔵が見られました。 本研究は、JST 戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)の研究領域「ナノ界面技術の基盤構築」(研究総括:新海 征治 崇城大学 教授)における研究課題「自己組織化有限ナノ界面の化学」(研究代表者:藤田 誠)の一環として行われました。 本研究成果は、英国科学雑誌「Nature Che